東亭順・古屋万展オープニング

BARNEY2006-07-21

東京画廊で、光の記憶/記憶の光 東亭順・古屋万 二人展のオープニングパーティーでした。(期間:7/21-8/26)
二人の作家とも、写真を使った作品。東亭さんの作品は、写真の上からアクリルで塗り重ね、「写真」であることが分からないくらいに透明感と、夢の世界が現れています。私が高校生の時からお邪魔していたギャラリー、art cocoonの展覧会で東亭さんの作品と出会いました。art cocoonの天窓に、薄紙を何重にも重ねた東亭さんの作品があり、部屋中、外からの光がまるで天使来光のような、雲の上から光を見ているような気分になりました☆彡その作品、今画廊でも展示されています!7階の天上から床の窓から差し込む光が、その作品を通って、画廊中が雲の上のようです。
古屋さんの写真作品は、「書」が元になり、考えつくされ撮られています。表意文字である漢字から発想されたプロポーション。そして月明かりのみで撮影するという手法。自然の見方、切り取り方が一転二転、変わってみえます。
そこにあるはずの「現実」を映し出す「写真」。ですがそこから映し出された作品には、一人一人の夢であったり、思い描くものが現れてくる。是非一度、足をお運びください☆彡