ディオールミュージアム

友人に誘われて、銀座7丁目の貸し画廊に彼の友達の藝大生・川崎昌平くんの個展を見に行く。とても面白かった。私はメディアアートはあまり好きではないのだけど、自分のやりたいことが金になるかならないか、という80年代の「ハプニング」のようなパワーを、彼と話していると感じた。もっと狂ってほしいなと思う。

その後銀座GREENの響でランチして友人と別れてから、先月オープンしたディオール銀座店のディオールミュージアムへ。素晴らしい、の一言。この気合が続けば、銀座にとってディオールは素晴らしい財産となるだろう。オルセーで感動したドガの彫刻「踊り子」もあった。特に6Fの指輪の製作過程には感動。素人が超えられない壁を越える方法がそこには提示してあり、あぁ学ぶとはこういうことだなと思った。残念ながら会期は終了してしまったが、仕事サボっても行く価値のある展覧会だった。ため息しかでないほど美しいムッシュディオール作のオートクチュールコレクションからガリアーノまで、またルノワールピカソからブルジョア、ウォーホルまでのうまく先端を救ったLVMH社の気合が分かるアートコレクション。合併って、こんな素晴らしいことができるのね。絶対行ってほしい展覧会。ガリアーノオートクチュールはまだ一階入り口に展示してあります。ちなみに、建築は乾久美子らしい。

  • 伊藤良二

夜、新橋から東海道を飛ばして研究会の飲み会へ。伊藤良二というBain&Companyのパートナーをしている先生の研究会に入っているのだけど、私は彼のことがパリ並みに好き。ほぼ追っかけ、ほぼストーカー、ヨン様で事故るおばちゃま達を笑えないくらい。

二年生の春学期のコンサルティング技法というクラスター授業(SFCの授業は汎用・専門・クラスターという段階に分かれている)を履修して以来、私は彼に憧れてしまい、一歩でも彼に近づこうと思いその当時全く知らなかった経営を勉強し始めた。
私は一生良二愛を貫きます。多分就職しても、研究会飲みがあったら湘南まで行っちゃう。(こんな学生採用したくないよなぁ・笑)