TOKYO SOURCEと国立能楽堂

  • TOKYO SOURCE

今日画廊に某広告系専門誌の編集をしている友人からDMが届いていた。彼女は以前から後藤繁雄さん絡まりで遊んでいた(という表現が正しいと思う・笑)のだけど、どうもその関係で「TOKYO SOURCE」(→http://www.tokyo-source.com/)という「東京発、未来を面白くする100人の表現者」をインタビュー形式で紹介していくHPを開設して、最終的には出版まで持っていく、とのこと。非常にうらやましいし、悔しい。こういう話を聞くと、コンサル会社で働いて、ベーシックな経営を学ぼうという意志が揺らぐ。小さいながらもこういう楽しい企画には携わりたいので、親しいアーティストや友人を紹介する。
紹介するメールを書きながら、このような関わり方は非常に画廊的なのかもしれない、とも思った。

東京画廊で2002年に個展を開催した花芸家・岡田幸三先生(先生について語るのは非常に難しいのだけど、国立能楽堂の紹介文を借りれば「手折った花を人の手で自由に活けて楽しむ風俗」ではなく「聖なる『立てる』花」を立てられ、「まして個人の芸術性を生かしながら、各時代の立花様式を厳密に考証し、これに即した再現ができる花芸家」で、社長の言葉を借りれば「室町の花を立てられる唯一の花芸家」。)が、3月24日に国立能楽堂の特別企画公演として「立花」と題し、花を立てる(詳細は→http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/search.cgi?type=search&code=05033017)。私もすっごく楽しみにしている公演。岡田先生と能楽堂を繋げたのはうちの社長なわけで、絵を売るだけじゃなく、アーティストを「繋げる」のも画廊の役割。

私ももっと頑張ろうっと。