銀座の3大クリスマスツリー

BARNEY2004-12-02

12月は銀座の街が一番華やぐ季節。
どのショップもショーウィンドウはクリスマス一色。中央通りにもクリスマスツリーが立ち並んでるし、本当に“銀ブラ”を楽しむには最高の季節だ。今日はその中でもこれを見なきゃ12月は始まらない!っていうくらい有名どころの銀座クリスマス3大ツリーを紹介。

有楽町側の玄関とも言えるソニービル。小さい頃はショッピングで来ることが多かったから、よく有楽町側から来ていて、ソニービルを見るたびに銀座だぁーって感じがしたのを思い出す。
何年か前からソニービルのツリーはシャネルになった。去年はバッグがたくさん下がったやつで、あれもすごくかわいかった。広告のはずなのに、嫌な感じはしない。今年はラガーフェルドのでっかいポスターに、すごくきれいなクリスマスツリーという組み合わせ。ラガーフェルドが大好きな私としては、思わず観光客のように写メで撮ってしまった(笑)

7丁目並木通りのHouse of SHISEIDOの隣、ちょうどロオジエの前に、資生堂のクリスマスツリーがある。資生堂のクリスマスツリーの特徴は、何といっても“根っこごと”森から持って来ていること。資生堂のお姉さんに聞いたところ、クリスマスツリーだけで4本くらい所有していて、一回使ったら捨てるのではなく4年森で寝かせてまた使う、という資生堂らしい考え方の基にあるらしい。こういう自意識の高さ故に無駄な経費を使う話を聞くと、なんていい会社なんだと思ってしまうのは私だけじゃないはず。こういう部分が資生堂からなくなると、風土としてもこういう自意識とか美意識の高さみたいなのがなくなって、資生堂らしさなんてなくなってしまうんじゃないかと、今の資生堂の経営を見て私は不安を抱くわけなのだけど。化粧品のように憧れを扱う企業の場合、企業文化をなくすのは致命的なわけで。

最後に、銀座三越前のミキモト本店のクリスマスツリー。テレビとか雑誌でクリスマス特集というと出てくるやつ。まずここで待ち合わせして、ティファニーカルティエでプレゼント買ってもらって、食事に行くのが12月の一番良いデートプランかと(笑)

この3つを押さえれば、12月の銀座の基本は押さえたことになるのではないでしょうか。