フェラガモ→山名文夫の世界@HOUSE OF SHISEIDO

BARNEY2004-12-24

今日はクリスマスイヴ!とはいえ、平日。画廊です。

文藝春秋の季刊誌『CREA Due TRAVELLER』(詳細は→http://www.bunshun.co.jp/mag/traveller/index.htm)の最新号が丸ごと一冊北京と上海の特集で、東京画廊が運営する北京のアートスペース・北京東京芸術工程(英語名:Beijing Tokyo Art Project、以下BTAP)が掲載されているとのことだったので、早速本屋へ。

サイン会・握手会でお馴染みの福屋書房になかったので、4丁目のブックファーストまで歩く。途中フェラガモの「LOVE AFFAIR WITH SHOES」展(06年1月10日まで、7丁目のフェラガモ銀座店2階)に寄り道。ハリウッドスターが愛したフェラガモ、ということで、マリリンとかオードリーが履いた靴とかエバーアフターでドリューバリモアが履いた靴とか。ショッピングを盛り上げる一時としてはとても良いのではないでしょうか。

そして、雑誌を購入。北京のホットスポットの紹介ということで「Beijing798」という、昔のNY・SOHOのように今中国や世界各地からアーティストが流れ込んでいるオシャレエリアの紹介があって、その特集の一番最初P28-29にBTAPが紹介されていた。本屋に寄ることがあったら、ぜひご覧ください。

本屋の帰り、ずっと見逃していたHOUSE OF SHISEIDOの「山名文夫の世界 曲線のモダンガール展」(今月26日まで開催、詳細は→http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm)に行く。本当に早足でさーっと見ただけだったので(寄り道だし)感想も言えないのだけど、GGGでやっている山名文夫展よりも資生堂アートディレクションに重点を置いていて、今更ながら資生堂のde Luxeシリーズの唐草模様と山名文夫の唐草模様がリンクして、かなり感動。それにしても、唐草で裸婦を描いた私家版作品集『唐草幻像』のシリーズは本当に美しい。

銀座で働く最大の良さは、この「寄り道」。もし部下が"遊んで"いたら、止めてはいけないと思う。そこから得られることは社員研修よりも確実に社員育てるということを、『花椿』の編集長を10年以上やってた小俣さんが体現してた。もちろん事務系の社員が"遊ぶ"のは止めた方がいいけど(笑)