萌え研究会フィールドワーク@秋葉原

  • 萌え研究会発足

私は友人たちと萌え研究会を発足させた。主に現役・元コンサルで構成されている。私は「女性・萌え実体験ナシ」という視点から、萌えを分析することに興味がある。少なくとも、この大きな波を理解・分析して説明できるくらいまでには研究していきたい。

ということで、まずフィールドワークに行く。目的は主に資料の収集と実態調査。


同行した萌え経験者も恐縮するほどの雰囲気を醸し出す古川電気。大通りに面しており、店頭お試しゲーム機、ポスターなど、基本的なアキバスペックを満たす。ここでは多々の資料を調達できた。


また、大型家電チェーン店・ソフマップも有楽町店とは全く違う雰囲気全開。ここではアキバでも最大規模のゲーム待ちの人たちがいた。彼らの基本的ファッションはネルシャツ・Tシャツ・ジーンズ・リュックである。

私は看板にも萌えキャラが配された「げっちゅ屋」(ビル3階、http://www.getchu.com/)にて『週刊わたしのおにいちゃん 増刊号』(¥1,000)を購入。これはとてもレベルが高く、なんと現在水戸芸術館でも展覧会開催中の海洋堂フィギア付き冊子。その後、感覚が狂ってきて、デジカメとアイポッドを購入。

ちなみに、同行した友人は萌えゲー(基本的に恋愛ゲーム)2本やフィギア、パソコンで絵を描くキットなどを購入。すごい消費。

帰宅後、収集した資料を基に分析を開始。萌えゲーも体験し、非常に良い視点が出てきたので、やはりフィールドワークの大切さを実感する。

とはいえ、疲れすぎてまとめるに到らず。あまりにも普段の生活圏内と人も雰囲気も違う。店員の対応も違う。銀座ではレシートに「会員カードで3%還元にゃの」なんて書いてない。萌えの強さはこの徹底具合にもある。この徹底さはヴィクトリアシークレットも敵わない。(『なぜ高くても買ってしまうのか』ダイヤモンド社参照)

秋葉原、恐るべし。