庭園植物記@庭園美術館

BARNEY2005-09-24

昨日、白金の東京都庭園美術館(http://www.teien-art-museum.ne.jp/)で開催中の「庭園植物記」展に行きました。噂の中川幸夫の「聖なる書」とかアラーキーの花シリーズが見れてラッキーな気分。庭園美術館にしては珍しく、流行を押さえたセレクションという感じ。美術史特殊で習った江戸末期の植物図がたくさん展示されていてラッキーな気分。庭園美術館に関係のあるテーマで絞って攻めた典型的な展覧会だったのだけど、若い学芸員の方なのでしょうか。それとも外部の会社の企画なのでしょうか。

こういうことって、一般の東京都民で教えてくれるのでしょうか。

先着100名にオリジナルポストカードとハーブの種プレゼントとか、花柄模様の洋服やアクセサリーを身につけている方は100円割引とか、美術館としては斬新的な(笑)サービスを多々行っているようです。
企画書レベルで考えている時は私もしばしばこういうことを考えるのだけど、実際にやっている展覧会に行くと、これってどうなのかなぁーと感じてしまいました。なんというか、本来は美術と知の集積地のはずなのに、ただの娯楽センターになっているような。考え抜いて出た企画じゃないな、というか。むぅー