オペラシティ、ICC、ブルーノート

BARNEY2005-10-23

  • シュテファン・バルケンホール展@オペラシティ、最高!

今日はしばしばこのブログに登場する経済産業省勤務の友人とオペラシティギャラリーとICCへ。友達と一緒に行くのは楽しいからいいのだけど、仕事があるからということで朝10時集合(=_=)「アートとテクノロジーの過去と未来」展(12月25日まで、一部展示替えアリ→http://www.ntticc.or.jp/)はかなり面白かった。個人的な感想としては、少なく見積もっても横浜トリエンナーレの10倍は面白い(苦笑)時間軸でテクノロジーをベースにしたアート、それもその記念碑的な作品をたくさん観れる、という貴重な展覧会です。

そして、ICCに行ったらということで、オペラシティアートギャラリー(http://www.operacity.jp/ag/)へ。シュテファン・バルケンホール展最高!
プレスだったら、これは日本におけるドイツ年の記念イベント、大阪では国立国際美術館でやってました、ミニマリズム全盛期に育ったバルケンホール少年は、15歳でドクメンタポップアートの流れをくんだ具象絵画や彫刻を観て「自分だけのポップ・アートを作る」と心に決め、高校卒業後は当時ナム・ジュン・パイク、シグマー・ポルケ、ウルリッヒ・リュックリームが教鞭をとっていたハンブルク造形芸術大学に入学し、ミニマリズムを代表する石の彫刻家・リュックリームに師事、そのスタジオ・アシスタントを務めながらリュックリームの対極にある具象表現方法へと視線を向け…
と書かなきゃならないことも分かる。もちろんこの文章はアーティストのことがよく分かるから素晴らしい。HPから抜粋したもの。

でも、私が気に入ったのは、バルケンホール作品の明るさ。観ていて楽しい気分になる。中国人のように主張が強くないし、精神的に追い詰められてる感じもない。ちょっとシュールで、かなりかわいい。こういうのを家の玄関に置いたら、すごく楽しい家庭になりそう。そんな作品。どこの画廊が取り扱っているのでしょうか。

その後、新宿に戻り、損保ジャパン美術館(http://www.sompo-japan.co.jp/museum/)で昨日まで開催中だったプラート美術の至宝展に行き、マリア聖帯について詳しくなる。フィリッポ・リッピの壁画まできていて、いい展覧会でした。ゴッホのひまわりも万博から戻ってきてたし。

その後、麻布十番の友人宅で誕生日パーティーをして、夜は表参道のブルーノートでThe Rebirthという初来日のソウルグループのコンサートへ。友人が席を取っていてくれたので、一番前のど真ん中で観れた上、ボーカルの女の子もきれいで超歌がうまくて、とても盛り上がりました。音楽業界だから誰も知り合いいないし!と思い久しぶりに開放感を得ていたのですが(笑)J-WAVEでソウルトレインという番組を持っているDJの龍さんにコンサート終了後「腰振りまくってたね〜!」と言われ、酔っててハイテンションだったものの少し恥ずかしくなる。