アキコ・グレース@バーバリー→渡辺貞夫@シャネル

今週末はプロムナード銀座の関連イベントとしてヴィトン・カルティエティファニー始めあちこちでジャズライブが開催されていて(http://d.hatena.ne.jp/BARNEY/20051027)、私も一日にジャズのライブを一日に3・4回聴くという稀有な体験をすることになりました。

アキコ・グレースはジャズというよりはややクラシック寄り?で、バック全開のホルターネックにかかるアジア人風黒髪ストレートと、弾いた後の「ふっ、私うまいでしょ」的な微笑み(苦笑)が印象的。

渡辺貞夫はサックス吹いてる時は本当に神憑り的にかっこよくて、今回行ったライブの中でも一番盛り上がっていました。またどこかでライブがあったら行っちゃう。

二日間通して私が一番好きだったのはMarcel Loeffler(http://www.marcel-loeffler.com/)。まるで路上で弾いているようなダルさ加減が最高。かなりパリ的。

美術もそうですが、一度にたくさん聴くと素人でもそれなりに耳が肥えて比較できてくるもので、これはソウルが感じられないねとか、音楽業界で働いている友人相手に話し始めたりするものです(笑)こういう機会ってとても貴重。久しぶりに夢中になってライブ会場からライブ会場まで歩きました。
あくまでカスタマーとして実感したという話なのですが、映画祭とかトリエンナーレのような一度に寄り集める系のイベントって、ファンからコアユーザーを作り出すいいきっかけになる可能性は高いのかもしれないなぁーと思いました。