藤田嗣治展

BARNEY2006-05-05

念願かなって、行ってきました☆彡東京国立近代美術館・生誕120周年・藤田嗣治展。5月21日まで。期待していた以上に、良かった◎◎ものすごく混んでいましたが・・・入るのに10分待ち。
画家・レオノール藤田(1886-1968)は、東京美術学校を卒業後、フランスに渡り、日本人でありながらほとんどの人生をパリで活躍し、過ごしました。第二次世界大戦には、日本に戻り、戦争画を描くけれども、戦後、日本に追われるようにフランスに戻り、帰化。日本人として、日本を愛しながらも、日本では受け入れられないという人生故に、今までは、海外での評価のほうが高く、日本よりも欧米のほうでよく知られていました。
実際私も、二年前にフランスに行ったときに、レオノール藤田が晩年過ごした、パリ郊外のアトリエにも行ってきました☆彡年に数回しか一般開放しないアトリエだったので、かなりラッキー。アトリエの中には、最後に藤田が描いていた、テンペラの聖壁画がひっそりと、ありました。「乳白色の肌」とよく言われるけれど、シニカルな色、けれど吸い込まれ魅惑されてしまうのが、藤田嗣治さんの絵画。
私自身、「日本人っぽくない」と言われることが多いせいか、異邦人”エトランジェ”の眼で日本を見、表現する人達に惹かれます。有吉佐和子さんとか・・・
木金土は20時まで開館。二階のフレンチレストラン、クイーンアリスのランチもオススメ☆彡⇒http://www.momat.go.jp/Honkan/Foujita/index.html