秘すれば花@森美術館(ヒルズ)
東京画廊が発行しているフリーペーパー『Ginza8105』vol.5を本日入稿しました。毎月くるこのプチ達成感は最高です!(笑)
記事は
- 「秘すれば花:東アジアの現代美術」展@森美術館(六本木ヒルズ内、3月29日(火)-2005年6月19日(日)、http://www.mori.art.museum/)
今春、六本木ヒルズにある森美術館が注目したのは、東京画廊のオハコである日本、韓国、中国、および台湾の現代美術。絵画、彫刻、写真、インスタレーション、ビデオ、デザイン、工芸など多様なジャンルにわたる現代作家26名の中で、東京画廊からもXu Bing、Song Dong、Liu Jeanfaという3名の中国人アーティストが参加しています。
そのうちの一人は右上の写真のXu Bing。中国現代美術では2代目の世代にあたる彼は、漢字を用いたインスタレーションを展開。詳細は今週中にも東京画廊HP・Pickup Artist欄(http://www.tokyo-gallery.com)で取り上げる予定ですので、ぜひご覧ください。
- Wang Tong個展「Mao on the Wall」@東京画廊(3月28日(月)-4月16日(土)、オープニングパーティーは3月28日(月)17:00-19:00、画像は→http://d.hatena.ne.jp/BARNEY/20050318)
「テクノオリエンタリズム」とは、最先端のテクノロジーと、アジア地域ならではの伝統的な趣味、美意識とが融合した折衷的な様式・雰囲気の総称で、この対極的な両性質が微妙なバランスで共存するこの現象は、日本を語る上で必ず参照される文化的表象であり、現在成長著しい韓国や中国などといった他のアジア地域でも同じような現象が起こっています。
このようなテーマで日本と中国のメディアアートの分野で活躍する若手のアーティストのグループ展を開催することは、メディアアートの分野が未熟な中国のアートシーンにも一石を投じる良い機会となると考えています。
また、本展覧会は2005年4月30日から5月22日に開催される第二回北京大山子国際芸術祭(http://www.diaf.org/)の一環として位置づけられています。同文化祭は、昨年は100人以上のアーティストが11カ国から集まり、80,000人以上の集客、世界中から美術関係者が訪れた、北京有数のビックイベント。