秘すれば花展、瓶詰地獄

BARNEY2005-05-02

お昼頃、某省で働き始めた友人と森美術館で会う。一ヶ月経ち、良くも悪くも慣れてきたようで、官庁の組織や意思決定の現状、上司のヴィジョンの有無などを聞けて面白かった。私が就職するコンサルティングファーム道路公団の案件を扱っているので(この情報は日経にも掲載済)、なぜうまくいかないかという話をまだ外部の視点を持っている内部者に聞けるのはとても興味深い。

展望台併設のカフェで軽めのランチをしてから、秘すれば花展(http://d.hatena.ne.jp/BARNEY/20050328)を案内する。彼もシュービンの「鳥は飛ぶ」(http://d.hatena.ne.jp/BARNEY/20050329)が気に入ったようで、とても嬉しい。彼は学生時代からしばしば美術館や彼に紹介してもらった川崎昌平くん(http://d.hatena.ne.jp/BARNEY/20050409)の展覧会に一緒に行っていた友人。とても忙しい職場だが、今でもしばしば美術館などには行っているようで、とても嬉しい。

こういう友人が増えていけば、そのうちみんなが普通に自宅に絵画を掛ける日が来るのではないかと、草の根的な考えに耽ってしまう。でも、こんな誰でも考えられるようなインパクトが小さい戦略を考えていてもしょうがないので、東京画廊でできることを考えなきゃな。

  • 瓶詰地獄

その後、三田で国文学Ⅷ。今日は『瓶詰地獄』という小説。推理小説の事例として出されたのだけど、表現がとてもきれいな短編小説だった。こういう授業を受けていると本当に文学部に入れば良かったと思うが、SFCに入って、経営を学んで良かったことはもちろんある。

夜、実家に帰る。普段は2時間程度で帰れるのだが、やはり首都高が渋滞で 時間かかって疲れた。