金沢①野村家庭園、兼六園、成巽閣、石川県歴博

BARNEY2005-05-21

朝9時羽田発の飛行機で、金沢へ!金沢は初めてなのでとっても楽しみにしていました。(ここ一週間くらい忙しくて、ガイドブックすら買えない状態だったけど・苦笑)

金沢最寄りの小松空港まで、約1時間。予想以上に近い!そこから金沢市内まで高速バスで一時間弱。初めて見る日本海にきゃぁきゃぁしているだけで金沢駅に到着します。

宿泊は金沢駅目の前の都ホテル。後からエクセルホテル東急の方が立地的に良かったことに気付くのですが(笑)フロントの対応など、順調な滑り出し。

  • 武家屋敷跡野村家庭園

金沢は一向一揆を機に本願寺を中心に発展し、その後織田信長に攻め落とされてからは、豊臣秀吉前田利家と栄えた城下町(これをきちんと認識したのは歴史博物館で・苦笑)。そのため、金沢城を中心に都市計画が行われています。

まず初めに行ったのが、金沢城左下に位置する香林坊エリア。駅からバスで10分弱。かなりおなかがすいていたので、加賀料理の魚半本店にてお昼。地のものの刺身がおいしい!

香林坊から2本裏にあたる長町武家屋敷跡付近は雰囲気がとても良く、足軽家屋、旧加賀藩高田家跡、武家屋敷跡野村家など見所いっぱい!特に野村家(写真参照、http://www.nomurake.com/)は米庭園専門誌で日本庭園ベスト3になったそうで、それも納得のすごく落ち着いたところ。二階茶室でぼけーっと池の鯉を見て過ごす。併設の鬼川文庫では、さすが直臣、前田利家伝来モノが展示されてあり、とても楽しい。(ちなみに、足軽家屋で知ったのですが、前田家は菅原道真の子孫ということになっているので梅が家紋なのだとか。)

その後、中央公園を通って、金沢城へ。とにかく緑がすごすぎる!こんな街中にこんなすごいボリュームの緑がpublicであることに関心。辰巳楼跡でトンビが飛ぶのを見て大騒ぎし、2000年に出来たばかりの五十間長屋で金沢城が戦闘用に作られたことを知り、重要文化財・石川門を通って、兼六園へ。

茶店で休憩してから、兼六園内にある石川県立伝統工芸館と成巽閣へ。特に成巽閣の企画展示・御所人形展(6月27日まで、http://www.seisonkaku.com/)は最高!超ハイテンションになること間違いなしです。建築も風変わりで面白い。

  • 石川県立歴史博物館

そして、さらに追い討ちをかけるように、徒歩2・3分の石川県立歴史博物館へ。ここは博物館としてとても素晴らしかった!金沢を中心とした石川県の歴史民俗風俗が主に個人寄付によるリアルなコレクションで、分かりやすく、面白く構成されているため、とっても理解が深まりました。建築も赤レンガで雰囲気があるし、金沢に来たらまずここに来ることをオススメします。

その後21世紀美術館に行き(長くなったのでまた次の日に)、夕飯はにし茶屋街のお寿司屋さんでいただきました。二階には芸姑さんたちがいたようで、三味線や鼓の音を聞きながら地のものを食べて寿司屋の主人に金沢話を聞くというのは、旅気分を最高に盛り上げてくれました。