胡蝶の夢

BARNEY2006-06-03

●書法展
今週末まで、私の書道の作品を出品した書道展がありました。今年私が書いたのは、荘子の斉物論の故事「胡蝶の夢」。荘子がある時昼間にうたたねをしました。すると荘子は夢の中で自分が蝶々になって空を羽ばたいておりました。目が覚めると、自分が人間であったことに驚き、もしかしたら、この現実は、夢かもしれない・・・夢か現か・・・という心境になるのです。そんな漢詩を書きました。
うちの書道学校の院長が中国から日本へと渡って来た字の話しをしていたのですが、漢字には、日本から中国に渡った漢字「国字」が数多く存在するそうです。「躾」「働」という字もそうだそう。躾と働くが日本の字だなんて、ものすごく日本っぽくて納得・・・。あと、私も書いた「与」という字は、中国では最後の一角の右側がでないんですって。
中国では、「咲」と書いて「笑う」と読む。中国語は動詞が先に来るので、「花が咲く」を「開花」と書く。日本は動詞が多い国だそうです。漢字も学びだしたらきりがありません・・・ι
●ラチッタデッラ
4年ぶりに川崎を訪れたので、当時にできた、開発地区ラチッタデッラに寄る。週末ともあり、ものすごい人・・・。にしても似非ヒルズ感は当時のままでした。
http://lacittadella.co.jp/