『美術館で愛を語る』

BARNEY2005-05-23

国文学Ⅷで川端康成の『水月』を読み進める。この授業の先生・小平麻衣子節(何かと肉体関係に持ち込む)が今日も炸裂していて面白かった。それにしても、男性がこの女性的な心情を書いたというところに川端康成のすごさがあるのかしらん、なんて考えているだけで単位が取れるなんて、文学部は本当にいいよなぁ…

  • 『美術館で愛を語る』岩淵潤子

授業後、オペラシティに行ったら休館(ToT)月曜休館というのも、今日が月曜だということにも気付いてなかったので、凹みつつも反省の方が大きい。

せっかく新宿まで来たので、紀伊国屋に行く。入り口すぐ左に「ブログ&萌え関連書コーナー」があり、『萌え萌えジャパン』や『動物化するポストモダン』ならまだしも、『さきっちょ&はあちゅう恋の悪あが記』など風俗本としか考えられないような本が平置きされており、やりきれなくなる。最近全体像が見えてしまって飽きてきた「萌え研究」(http://d.hatena.ne.jp/BARNEY/20050423)。まぁ、昨晩「ANAのユニフォームコレクション(http://www.astyle.jp/figure/)が完売してて超ショック!!20コくらいまとめ買いしたかった!!!」というメールを友人に送ってしまう私が飽きたと言ってもあまり説得力がないのかもしれませんが(笑)、その言語とビジネスを読めるようになったので、もうあまり興味がないのです。こういう性格はコンサルティングにとても向いている、と私の先生・伊藤良二には言われます。

ということで、次に何を調べてみようかなと思い、本屋の中をふらふらする。どの街に住み、どの街で働き、どの街で余暇を過ごすかということは本当に重要だということを再認識。あまりにも私がしばしば使う本屋・TSUTAYA TOKYOと品揃えが違う。本屋を対象にするのも面白そう。

と思いつつ、一応本業らしいアートマネージメントの本を二冊購入。
一つは今週レポートを提出することになっている岩淵潤子先生の嗜好を知るために『美術館で愛を語る』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456963544X/249-1172738-1347542)。二つ目はアートマネージメント関連書では珍しく体系的に書いてありそうな『進化するアートマネージメント』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902550016/qid%3D1116852050/249-1172738-1347542)。近々、内容まとめますね。