ビールシフォンケーキ

BARNEY2006-07-25

最近、お菓子、作っています。本当に。笑。意外と、家庭的なことも好きだったりします。ガトーショコラとか、紅茶のパウンドケーキとか、コーヒーのフィナンシェとか。でも大抵、お菓子を作りたくなるのは、少しお酒を飲んで帰ってきた夜中だったりします。そんな私の一番の大得意は、ビールシフォンケーキっ☆彡ビール一缶を煮詰めて、どろどろにします。(キリンラガービールとか、濃いめの)卵黄、砂糖、ビールと薄力粉をどばーっと混ぜます。メレンゲさんを作ってさっくり混ぜて、シフォンケーキの型に入れてオーブンへ☆彡本当に、ビールの味がする、おいしーーシフォンケーキが出来上がります☆彡でもアルコールは全部蒸発してしまっているので、味だけ。子供も食べられますね。真夜中に、ほろ酔い気分で缶ビール片手に作る、お菓子レシピでした♪
そういえば、今致命的なのは、お菓子は作るけれど普段、料理は作らないこと。実家だからと言い訳をしていたらこの前知り合いに、「女が特技に料理を入れちゃ駄目だよ。男が俺稼げるよって言っちゃうくらい、ナンセンスだよ」って言われました。どうなんでしょー・・

西野達さんと大巻伸嗣さん

BARNEY2006-07-24

●「天上のシェリー」西野達
2006/6/2〜8/31/メゾンエルメス8F フォーラム(東京都中央区銀座5-4-1)/時間: 10:00〜19:00/休館日:8/16/入場料:無料/TEL:03-3569-3611
夏に現代アートを楽しむ☆彡というわけで、銀座のメゾンエルメス8階のギャラリーで開催中、「天上のシェリー」展に行ってきました。外から見上げると、パリ本店、ニューヨークのマジソン店、ビバリーヒルズ店と、銀座にしかないエルメスのシンボル像(白馬にまたがり、両手でスカーフの旗を掲げ持つ花火師の像)が、覆い隠されている。中から8階に上がると、そこからまた仮設の外階段へ・・・上には、かわいい女の子の部屋が!そしてなんと、ベッドの上から、花火師の像が気取ったポーズで立っているという。はるか頭上多角に見上げていたもののそばにいるという不思議な体験。この驚きは行ってみないとわからないですね。西野さんは、外にある公共物や像、などを囲い、部屋を造り上げる。横浜トリエンナーレ2005では、中華街の公園の東屋を囲い込んで、その屋根の真下にホテル仕立ての空間を作ったり、水戸の市内でも、作品があったことを思い出しました。それにしても、エルメスのこの展示では、作品の中にも私服の店員さんがいたり、階段の踊り場、ドアごとに店員さんがいるので、エルメスさんはやっぱりリッチだなぁ。。。と思ってしまいました。
●「Liminal AIrーDecendー2006」大巻伸嗣 
2006年6月21日(水)〜8月11日(金)/ギャラリーエークワッド(江東区新砂1−1−1竹中工務店東京本店1F)/10:00〜18:00(最終日〜17:00)日祝休/TEL.03-6660-6011
仮設的空間の中で、不思議な何かを体感するインスタレーションとして、もう一つ。東京画廊のアーティストである大巻さんの新作。「見えない大きな力の流れを視覚化したもの」と説明している。夏の暑い日に、幻想的な空間へ・・・
HP:http://www.a-quad.jp/main.html

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

BARNEY2006-07-23

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」、さっそく見てきましたー。一作目から見たことがなかったので、午前中、家で一作目を予習。その後、映画館へ。一作目にまして、今回はエンターテイメント感たっぷり。ジョニーデップがキース・リチャ−ズを真似て作り出したイカレポンチキャラクターが、クネクネ〜っと心くすぐられる。スピーディーな娯楽感により、ハイテンションになる3時間。一日に立て続けに見て思ったこと。一作目では10代、今回20代のキーラ・ナイトレイは、やっぱり老けたのが分かりました;オーランド・ブルームは変わらないのに。。。とりあえず、かなり賑々ハリウッド!
http://www.disney.co.jp/pirates/

BOW30映画祭

BARNEY2006-07-22

渋谷シャンテシネで今、BOW30映画祭(7/15-8/11)が開催中です。
フランス映画社の「BOWシリーズ」が今年30年を迎えたのを記念してのイベント。「BOW」は、「Best Of the World(ベスト・オブ・ザ・ワールド)」の略で、シリーズが始まったのは1976年。それまで日本の独立プロ作品を輸出していたフランス映画社が、日本にアート系作品の紹介をしていきました。今回の「映画祭」では、過去の上映作38作の再映や、ジャン・リュック・ゴダール監督の未公開作「映画史特別編 選ばれた瞬間」の上映などが企画されています。
私は金曜日に、ビクトル・エリセ監督の、『ミツバチのささやき EL ESPIRITU DE LA COLMENA』を見てきました♪(監督・原案・脚本:ビクトル・エリセ 撮影:ルイス・クアドラド 音楽:ルイス・デ・パブロ 出演:アナ・トレント/イサベル・テリェリア/フェルナンド・フェルナン・ゴメス 1973年・スペイン映画・99分(BOW公開1985年))
スペインの内戦を背景にしながら、フランケンシュタインとの出会いを信じる子供たちのお話し。蜂を育てる職業の父の語りや、子供のアナとイザベルの内緒話。子供の立場に立ちたい気持ちと、大人の視点で見てしまう自分が交差していました。映像も、一つ一つの伏線が細かい描写で、絵に描いたような物語。暖かく、重く、心深く揺すぶられる映画です。
今週土日の朝にやっている、トリュフォーの『大人は判ってくれない』を見に行きたいのですが、行ってしまおうかなあ。毎日上映作品が変わるので、要チェックです。
上映スケジュール⇒http://www.bowjapan.com/bow30/timetable/
HP:http://www.bowjapan.com/bow30/index.php

東亭順・古屋万展オープニング

BARNEY2006-07-21

東京画廊で、光の記憶/記憶の光 東亭順・古屋万 二人展のオープニングパーティーでした。(期間:7/21-8/26)
二人の作家とも、写真を使った作品。東亭さんの作品は、写真の上からアクリルで塗り重ね、「写真」であることが分からないくらいに透明感と、夢の世界が現れています。私が高校生の時からお邪魔していたギャラリー、art cocoonの展覧会で東亭さんの作品と出会いました。art cocoonの天窓に、薄紙を何重にも重ねた東亭さんの作品があり、部屋中、外からの光がまるで天使来光のような、雲の上から光を見ているような気分になりました☆彡その作品、今画廊でも展示されています!7階の天上から床の窓から差し込む光が、その作品を通って、画廊中が雲の上のようです。
古屋さんの写真作品は、「書」が元になり、考えつくされ撮られています。表意文字である漢字から発想されたプロポーション。そして月明かりのみで撮影するという手法。自然の見方、切り取り方が一転二転、変わってみえます。
そこにあるはずの「現実」を映し出す「写真」。ですがそこから映し出された作品には、一人一人の夢であったり、思い描くものが現れてくる。是非一度、足をお運びください☆彡

山猫 イタリア語・完全復元版

BARNEY2006-07-20

試験勉強をしなきゃいけないなあと思うと、映画に走る傾向にあります。私。笑
ルキーノ・ヴィスコンティ監督、「山猫 イタリア語・完全復元版」DVDを母親とみました。
1963年/イタリア・フランス/187分/原作 ジュゼッペ・トマージ・ランペドゥーサ著「山猫」
有無を言わせないヴィスコンティ芸術なので、あらすじは省略。どの映像一コマとっても絵になってしまうのが素敵。生と死、若と老、盛と衰の、はっきりとした対比。見終わってから母親と、タンクレディアラン・ドロン)派かサリーナ公爵(バート・ランカスター)派かで論争。もちろん私はまだまだ前者。アラン・ドロン派ですよ☆彡うふ。
エリート出世頭の革命軍タンクレディについていくのは、美貌と棘を持ち合わせたブルジョワの娘アンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)。なんか、ちょっと悪どいけれど強くて美しい女性が生き残って勝ち抜いていくのって、今も昔も人物様相が全く変わらないのねと思う。全てを持ち合わせている女って、本音を言うと、ずるいと思う。笑
カルディーナとランカスターの舞踏のシーンは思わず、素敵な男性はいくつになったって若い子のほうがいいわよね。と内心ポロリと母親に囁く。母親は、でもこんな渋い出来上がったオジサマはなかなかいないわよ。でもなんでこういうイイ人の正妻って悪い女なのかしらねって私に囁く。そして二人でため息。笑。
アランドロンのほうがもちろン好き。野心たっぷりの美しい青年にはぞくぞくきちゃう。でも、盛衰を乗り越え、欲を超えたような渋い渋いランカスターのラストシーンは最高です。あと出世チャンスを断るシーンの、「自己満足こそ悲劇的なものはない」というようなセリフも、こう、全てを経てきた男性のようで、シビレます。
映画HP: http://www.crest-inter.co.jp/yamaneko/
完全復元版DVD:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00091PFLY/pepenotubuyak-22/249-2925938-7080344?%5Fencoding=UTF8&camp=247&link%5Fcode=xm2

仏の家庭教育

フランスエントリーを立て続けに・・。今取っているフランス人の先生の授業で、教育史があります。フランス語のディベート2回が試験代わりなのですが、今週のお題は、日仏の家庭教育について。「日本でニート・フリーターが何故生まれるか」では、子供が母親に、親子の愛情以上の所有欲を持ってしまうエディプス・コンプレックスがあるのではないかと言う話に。ちょっと(かなり)極論だと思ったのだけれど、子供が小さいとき(幼稚園児くらいまで?)に、母親と一緒に寝ること、フランスでは絶対ないらしい。それよりも、子供は子供。親は親。で、夫婦の日々の交わりのほうが重要だと。これには私も驚いたのだけれども、子供と一緒に母親が寝るってことは、風邪でもひかない限り、絶対にないらしい。。。なんで小さい子と一緒に寝ないのさと仏人に聞くと、「え。じゃあ父親はどうなるの?」とかなりおかしがられます。
川の字に寝る家族もいいけれど、おじいちゃんおばあちゃんになっても、手を繋いでいられる夫婦もいいよなぁと思います。文化の違いっていってしまえばそれまでなのだけれど。子供の教育の議論をする前に、相手が必要じゃないかという根本的な問題もありつつ。。。
そういえば雑談で、フランスだと結婚指輪は右手の薬指にするらしい。